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作者: メロ   2009年09月18日(金) 20時13分42秒公開   ID:ov6RKaAr3rc


翔(しょう)「ついに来たぜ。この時が・・・・。」


俺は緊張に耐え切れなくなりつばを飲み込む


綾(あや)「そうだね・・・・翔ちゃん。」


この魔王の城を前にしたようなこの張り詰めた空気

俺達が今直面していること・・・それは・・・


校長「新入生一同、礼!」


みんなお辞儀している

やっと終わったぜ・・・

ついにこの時が来たんだ!

俺達が中学生として教室に入る日が・・・!!

なぜ俺達がこれを楽しみにしているかというと・・・

〜回想〜



俺達には尊敬すべき兄貴がいる

名は勝利(かつとし)

俺達より2つ上だ

・・・ということは

会える!そういうことだ

そういえば色々教えてもらったなぁ・・・











勝利「いいか?台所からお菓子を頂く方法だが・・・。」


俺と綾は真剣に聞いてたっけ


勝利「では、二人に任務を言い渡す。」


俺達はそこで兄貴の命令に従ってたんだよなぁ・・・

今思えば、良い思い出だ・・・


それでよく3人でおばさんに怒られてたっけ・・・






綾「・・・会えるんだね。」


綾は頬を赤く染めながら話す

恥ずかしいのだろう・・・


翔「ああ!今日から兄貴と同じ所で学ぶんだぜ!」


綾「うん。」


翔「だけど、離れちまったな・・・。」


綾「うん・・・。」


運が悪いことに俺と綾は違うクラスになってしまった

俺が1組で綾が3組・・・

・・・・・・・・・・・・・・。

俺は強く生きてくぞ?(ふっ)






さて、これから新しい生活がスタートするわけだが

友達が作れるかが心配である

小学校の友達とは別として・・・




綾は大丈夫だろうか・・・





それがなぜか一番心配だった

幼馴染だからだろうか・・・








■作者からのメッセージ
これから中学生の翔と綾に起こる様々な出来事を楽しみにして下さい!
・・・・・読んでください!

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